「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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「マットレスの正しい使い方って何?」と思っていませんか。
いくら高品質なマットレスを使っていても、使い方を間違えると寝心地が悪くなってしまう場合があります。
そこで当記事では、
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マットレスの基本的な使い方
マットレスを使う際のポイント
他の寝具と同時に使う場合の使用方法
長持ちさせる使い方
について主に解説していきます。
初心者の方にも分かりやすく一から解説しているので、ぜひ使用時に参考にしてください。
マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
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マットレスの使い方
マットレスとは、ベッドの上や他の寝具の下に使用するものであり、それらを総称してマットレスと呼ぶので使用方法がさまざまです。
具体的にはマットレスの厚みによって変わるのですが、主な使い方として以下の3つがあげられます。
マットレスの種類 | 使い方 |
①ベッドマットレス (厚み15cm以上) |
・使い方:ベッドフレームの上で使う ・値段:99,000円〜 ・こんな人におすすめ:新しいベッドに買い替えたい人・長く使いたい人 |
②マットレス (厚み8~15cm) |
・使い方:床や畳に直接敷いて使う ・値段:66,000円〜 ・こんな人におすすめ:寝具を直置きで使いたい人・使いやすさを求める人・予算を抑えたい人 |
③マットレストッパー (厚み3~8cm) |
・使い方:既存の寝具に重ねて使う ・値段:99,000円〜 ・こんな人におすすめ:寝具を直置きで使いたい人・収納や手入れのしやすさを求める人 |
マットレスの使い方①ベッドの上で使う
マットレスの厚みが15cm以上の場合は、基本的にベッドフレームの上で使います。
厚さがあるマットレスを床に直置きすると、湿気がこもりやすくカビの原因になるので避けましょう。
なお、厚み15cm以下のマットレスもベッドの上で使うことは可能です。
マットレスの使い方②床(フローリングや畳)に敷く
マットレスの厚みが8~15cmの場合は、床(フローリングや畳)に直接敷いて使うことができます。
厚み8~15cmであれば、三つ折りマットレスも同様です。
ベッドフレームが不要なので予算を抑えられる点がメリットです。
マットレスの使い方③マットレスなどの上に敷く
マットレスの厚みが3~8cmの場合は、既存の寝具(ベッドマットレスや敷布団)に重ねて使用します。
特に「現在の寝具の寝心地が悪い」という場合に、以下のようにマットレストッパーとして重ねると寝心地改善ができます。
薄いマットレスを一枚のみで使うと、床の底つきを感じて寝心地が悪いだけでなく、腰を痛めてしまう可能性があるのでおすすめしません。
マットレスにベッドパッドやシーツは必要?役割と正しい使い方
マットレス単体だけで使うより、他にシーツ&カバーをはじめとした保護アイテムを使うことで、より清潔に長持ちできます。
マットレスと他の保護アイテムの重ね方(敷く順番)は以下の手順で行いましょう。
肌触り・汚れ回避 | ||
汚れ回避 | ||
寝汗吸収・寝心地向上 | ||
寝心地改善 | ||
寝心地の土台 | ||
カビ対策 |
ここからは保護アイテムを使う際のポイントをいくつか見ていきます。
敷き方ポイント①マットレスの上にシーツは必須
マットレスを使う際は必ずシーツ(カバー)を使いましょう。
汚れ回避として必須のアイテムです。
基本的にはマットレス購入時にカバーが付属されていますが、新たに市販のもの(Amazonや楽天,ニトリなど)を使うとさらに安心して利用できます。
敷き方ポイント②寝汗対策で敷きパッドやベッドパッドを使う
必須ではありませんが、寝汗対策として敷きパッドやベッドパッドを使うと、マットレスに湿気が溜まりにくくカビ防止になります。
なお、敷きパッドはマットレスシーツの上に使い、直接肌に触れることで寝汗や汚れを回避するアイテムです。
一方でベッドパッドはマットレスシーツの下で使い、寝汗吸収により特化したアイテムとなっています。
一般的に一回の睡眠でコップ1杯分の汗をかくと言われているので、寝汗対策はしっかりしておきましょう。
敷き方ポイント③マットレスの下に除湿シートを敷く
マットレスのカビは特にマットレスの底から生えやすいため、直接カビ防止させるなら除湿シートがおすすめです。
除湿シートはマットレスの下に敷くアイテムなので、見えにくく寝具のオシャレな見た目を崩さない点も◎。
市販で2~3,000円程度で購入できます。
【専門家が解説】マットレスの湿気対策法|湿気取りにはすのこだけ?
マットレスを他の寝具と同時に使う場合の使用方法
マットレスを他の寝具と併用したいという場合は、以下の使い方を参考にしてください。
マットレスを2つ使う際の敷き方
2つのマットレスを同時に使う場合は、基本的に硬い方のマットレスを下にして敷きます。
例えば低反発マットレスと高反発マットレスを併用する際は、硬めの高反発マットレスが下となります。
柔らかいマットレスを下にして敷くと、マットレスの位置が歪み、寝姿勢が崩れやすいのでおすすめしません。
【プロ監修】マットレスを二枚重ねする際の注意点|カビる?ずれる?
マットレスと敷布団を使う際の敷き方
マットレスと敷布団を併用する場合は、基本的に敷布団の上にマットレスを重ねて使います。
そもそもマットレスは、マットレスの上で寝ることを前提として作られているため、敷布団の下で使うと寝心地を低下させてしまいます。
詳しくは下記記事も参考にしてください。
マットレスを長持ちさせる使い方
マットレスをせっかく使うなら長く使いたいですよね。
最後にマットレスを長持ちさせる使い方を確認していきます。
長持ちさせる使い方①マットレスを陰干しする
マットレスは定期的に陰干ししましょう。
使い続けていると徐々にマットレスに湿気が溜まり、へたりやカビの原因になります。
また除湿シートなど保護アイテムを使っている場合であっても、陰干しはしておくことをおすすめします。
方法は簡単で、マットレスを壁に立てかけて1~2時間程度陽の当たらない場所で放置すればOKです。
【プロが実践解説】マットレスの干し方|干すのは立てかけるだけ?
長持ちさせる使い方②マットレスの裏表を使い分ける
マットレスを裏表・上下で使い分けて使用するとより長持ちします。
マットレスの同じ面のみを使い続けると、へたりや凹みができやすいのでバランス良くローテーションしましょう。
【プロが解説】マットレスのローテーション方法|裏返しできない?
長持ちさせる使い方②シーツ&カバーを定期的に洗濯する
意外と放置されやすいですが、定期的にシーツやカバーの洗濯をすることは大事です。
肌が直接当たる部分なので、目に見えない寝汗やホコリが溜まりやすいためです。
最低でも週に1回は洗濯して清潔に利用しましょう。
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