【専門家が解説】マットレスと敷布団の違い|併用は可能?

「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事

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「マットレスと敷布団の違いは何?」「併用できるの?」と思っていませんか。

似ているようで全く違うマットレスと敷布団ですが、実際に違いが分かりづらいですよね。

そこで当記事ではマットレスと敷布団を比較し、それぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。

また併用したり重ねることができるのかについても検証していきましょう。

マットレスの教科書 編集部

睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。

一目で分かる、マットレスと敷布団の違い

以下は、マットレスと敷布団の違いについて表にして比較したものです。

マットレス 敷布団
マットレス 敷布団
厚さ 8~25cm 5~8cm
素材 ウレタン,ポケットコイルなど 木綿,羊毛など
使い方 ・床に直置きする
・ベッドの上で使う
・床に直置きする
お手入れ 陰干し 天日干し
値段の相場 3万~10万円 5千~3万円
耐久性 高い 低い
腰痛対策 非常におすすめ 期待しづらい
通気性 低い 高い
寝返り しやすい しづらい

それぞれ特徴・強みが違うため、どのような睡眠環境を求めるかによって選ぶ寝具が変わってきます。

比較!マットレスと敷布団のメリット・デメリット

それではマットレスと敷布団は、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

それぞれ見ていきます。

マットレスのメリット・デメリット

マットレスのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
デメリット
  • 腰痛対策におすすめ
  • 体重が重い人にも対応
  • 長持ちしやすい
  • 種類が多く寝心地にこだわれる
  • 寝返りしやすい
  • 通気性が高くない
  • 天日干し&水洗いNG
  • 予算3万円~
  • マットレスは種類が多いため、体重が軽い人から重い人まで幅広く利用できるのがメリットです。

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    敷布団のメリット・デメリット

    一方で敷布団のメリット・デメリットは以下の通り。

    メリット
    デメリット
  • 値段が安い
  • 収納性が高い
  • 通気性が良い
  • 天日干し可能
  • 体重重い人向けでない
  • 腰痛持ち向けでない
  • 耐久性が高くない
  • 寝心地が高くない
  • 敷布団はコスパが良く収納性が良いことから、総じて使いやすさが利点です。

    部屋が狭い方や寝具を毎回収納したい方に向いているでしょう。

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    【結論】どっちがいい?マットレスと敷布団のおすすめはこっち

    これまでの内容から、マットレスと敷布団のそれぞれおすすめなケースをまとめていきます。

    天日干し・予算を抑えるなら敷布団がおすすめ

    敷布団はマットレスと違い、天日干しができるため、新鮮で清潔に利用しやすいです。

    またマットレスは人気メーカーであれば3~4万円ほどはしますが、敷布団であれば1~2円弱で抑えられる点も異なります。

    したがって天日干しをしたい方・予算を抑えたい方に敷布団が向いているでしょう。

    腰痛改善・長持ちさせるならマットレスがおすすめ

    マットレスは反発力と安定感があるため、敷布団よりも寝姿勢を維持でき、腰痛や肩こり対策に最適です。

    また敷布団の耐久性はおよそ3~4年ほどしか持ちませんが、マットレスであれば寿命10年以上のものも多くあります。

    そのため長期的に利用するならマットレスはコスパが良いといえます。

    以上から「敷布団でなかなか熟睡できず体が痛い」「長く使いたい」という方はマットレスがおすすめです。

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    マットレスと敷布団の併用は可能?重ねる場合の順番は?

    ここからは、マットレスと敷布団を併用する際のポイントを解説していきます。

    併用する場合は敷布団の上にマットレスを重ねる

    マットレスと敷布団は併用可能ですが、その際は必ず敷布団の上にマットレスを重ねましょう。

    マットレスはそもそも、マットレスの上で使うことを前提として作られているためです。

    敷布団の下にマットレスを敷いて使うと寝姿勢を崩してしまう可能性があるのでおすすめしません。

    なお、上に重ねるマットレスはなるべく薄型のもの(ベッドマットレスではない)が最適です。

    マットレスと敷布団の併用がずれる場合はカバーがおすすめ

    もしマットレスと敷布団を重ねて使う際にズレる場合は、上からカバーを被せましょう。

    ファスナーのないボックスカバーで2つ同時に被せることで、ズレを防止することができます。

    基本的にマットレスの併用はいらない

    前述通り、マットレスと敷布団の併用はできますが、基本的にはマットレスは一枚のみで使えます。

    したがってどうしても敷布団を使いたい、というこだわりがなければ一枚のみで使ってもOKです。

    反対に敷布団と併用することで寝姿勢を崩してしまうケースも少なくないため、状況を見つつ判断すると良いでしょう。

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    睡眠健康指導士

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