「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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柔らかく万人受けされやすい寝心地の低反発マットレス。
一方で腰痛改善にはあまり効果がないという声も。
そこで当記事では、低反発マットレスで腰痛悪化する原因とその対策方法について解説していきます。
既に使っていて腰痛や体が痛い方や、これから使う予定の方はぜひ参考にしてください。

マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
目次
合わない?低反発マットレスで腰痛悪化する原因
低反発マットレスで腰痛悪化する原因として、主に以下があげられます。
低反発で腰痛悪化する原因①体が沈み込み腰に合わない
腰痛悪化の最大の原因は、低反発マットレスは体が沈み込みやすいという点です。
マットレスが柔らかいことで、体が深く沈み腰部分に体圧が集中しやすくなります。
そのため体に悪い姿勢になり、結果的に「寝起きになぜか疲れる」「腰が痛む」となりやすいです。
低反発で腰痛悪化する原因②マットレスで寝返りしづらい
また寝返りをしないことも腰痛悪化の原因としてあげられます。
マットレスで体が沈むことで固定化されるため、身動きが取りにくい状態になります。
逆に反発力の強い高反発マットレスは、沈むことなく寝返りしやすいのが特徴です。
寝返りをしないとリンパの流れが滞り、体が凝りやすくなるので注意しましょう。
低反発で腰痛悪化する原因③マットレスがへたりやすい
マットレスがへたって腰痛や肩こりになることも。
低反発マットレスは柔らかい素材で耐久性が高くありません。
マットレスがへたったり凹みがあると、腰部分が沈むため寝姿勢が崩れます。
特に薄いマットレスであれば、床の底つきを感じて痛む場合もあるので留意が必要です。
低反発マットレスで腰痛悪化した場合の対処法
もし低反発マットレスで腰痛悪化した場合は、以下を対処法として検討しましょう。
腰痛い場合の対処法①腰部分にタオルを使う
早急にできる応急処置として、腰部分にタオルを敷くことで腰の痛みを軽減することができます。
前述通り、低反発マットレスで腰が痛むのは腰部分が沈んでしまっていることなので、タオルでカバーしましょう。
腰痛い場合の対処法②低反発マットレスの上にトッパーを重ねる
そもそも低反発マットレスが合わない場合は、マットレストッパーを使う方法があります。
マットレストッパーとは、既存の寝具に重ねて寝心地を改善させるアイテムです。
低反発マットレスの上に重ねて併用することで硬さや反発力が改善されます。
腰痛い場合の対処法③低反発マットレスの下にマットレスを敷く
「低反発マットレスが柔らかすぎる」「低反発マットレスが薄すぎて床の底つきを感じる」という場合は、アンダーマットレスがおすすめ。
反発力の強いアンダーマットレスを低反発マットレスの下に敷くことで、腰が沈み込みにくく寝姿勢が改善されるでしょう。
特に低反発マットレスならではの柔らかい寝心地は維持させたい、という方に向いています。
低反発マットレスは腰痛に合わないケースが多いので注意
これまでの内容から、低反発マットレスは合う人・合わない人は以下のように大きく分かれます。
合わない人 |
合う人 |
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そもそも低反発マットレスは腰痛対策には推奨できず、あくまで柔らかい寝心地を重視したい人向けです。
腰痛改善には反発力のあるマットレスがおすすめ
もしマットレスで腰痛対策するなら、低反発マットレスよりも高反発マットレスの方がおすすめです。
一見低反発マットレスは柔らかく寝心地が良さそうに見えますが、実は睡眠中の体に良いのは高反発マットレスです。
反発力があるので体が沈み込まず、正しい寝姿勢を維持してくれます。
低反発の柔らかめが好みなら多層構造マットレスが最適
「高反発マットレスのような硬い寝心地が苦手」という場合は二層構造のマットレスを検討すると良いでしょう。
「エムリリー優反発マットレス」は、マットレスの上層に低反発素材・下層に高反発素材を融合した二層構造です。
そのため寝心地は柔らかいですが、下から反発してくれるので体が沈み込みにくくなっています。
体重45~70kgであれば問題なく使えるでしょう。
【専門家のエムリリー体験談】口コミ&評判によるマットレス評価
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