「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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ベッドマットレスのサイズ規格
特徴から選び方まで徹底解説!
ベッドマットレスのサイズ選びに迷っていませんか。
サイズには大きく8種類あり、利用する人数・部屋の広さ・予算などによって選ぶサイズが違ってきます。
そこで当記事ではベッドマットレスの各サイズを一つ一つ比較し、選び方を丁寧に解説していきます。
マットレスの購入時に事前にチェックしてみてください。
マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
目次
一目でわかる!ベッドマットレスのサイズ規格一覧
以下では、ベッドやマットレスの一般的なサイズ規格(寸法)を一覧化しました。
サイズ | 横幅×長さ | 対応人数 |
セミシングル | 横幅80cm×長さ195cm (横幅90cm×長さ195cm) |
1人用 |
シングル | 横幅97cm×長さ195cm | 1人用 |
セミダブル | 横幅120cm×長さ195cm | ゆったり1人用 |
ダブル | 横幅140cm×長さ195cm | 2人用 |
ワイドダブル | 横幅150cm×長さ195cm | ゆったり2人用 |
クイーン | 横幅160cm×長さ195cm | ゆったり2人用 |
キング | 横幅180cm×長さ195cm | 3人用、ゆったり2人用 |
※メーカーによって規定サイズが異なる場合があります
セミシングルサイズが最も小さく、キングサイズが最も大きいサイズになります。
中でも一人用なら「シングルサイズ」、二人用であれば「ダブルサイズ」または「クイーンサイズ」が人気です。
各マットレスのサイズ規格の特徴&選び方
それでは具体的に各サイズの特徴について見ていきましょう。
どのサイズがご自身の睡眠環境に合っているのか、ぜひ判断材料にしてください。
サイズ | 横幅×長さ |
セミシングルサイズ | 横幅80cm×長さ195cm (横幅90cm×長さ195cm) |
シングルサイズ | 横幅97cm×長さ195cm |
セミダブルサイズ | 横幅120cm×長さ195cm |
ダブルサイズ | 横幅140cm×長さ195cm |
ワイドダブルサイズ | 横幅150cm×長さ195cm |
クイーンサイズ | 横幅160cm×長さ195cm |
キングサイズ | 横幅180cm×長さ195cm |
ロングサイズ | 長さ210cm |
マットレス セミシングルサイズ(横幅80~90cm)
セミシングルサイズは横幅80cm(または90cm)で、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
セミシングルサイズがおすすめな人
全サイズ規定の中で最も小さいサイズなので、価格も安いのが特徴です。
一方で横幅が狭いことを考慮すると、寝返りが多い方には向きません。
マットレス シングルサイズ(横幅97cm)
シングルサイズは横幅97cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
シングルサイズがおすすめな人
シングルサイズは全サイズの中で最も人気があり、需要があることから販売するメーカーも多いです。
そのため他サイズよりも幅広い種類のマットレスから選べる利点があります。
もしサイズ選びに迷ったら、無難にシングルサイズを選んでおくと失敗しづらいでしょう。
マットレス セミダブルサイズ(横幅120cm)
セミダブルサイズは横幅120cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
セミダブルサイズがおすすめな人
一般的に、男性の平均的な肩幅は45cm・女性は40.8cmであり、セミダブルサイズはその2倍以上の横幅となっています。
そのため寝返りをしても落ちる心配がなく、広々と一人で使えるのが利点です。
マットレス ダブルサイズ(横幅140cm)
ダブルサイズは横幅140cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
ダブルサイズがおすすめな人
ダブルサイズは2人寝用で、ある程度動けるものの、寝返りを頻繁にする方には狭さを感じます。
したがって2人用で予算を抑えたい場合に最適です。
マットレス ワイドダブルサイズ(横幅150cm)
ワイドダブルサイズは横幅150cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
ワイドダブルサイズがおすすめな人
ワイドダブルはダブルの横幅を10cm広くしたサイズです。
このサイズを取り扱っているメーカーはほとんどないですが、高反発マットレス「ソムレスタ」などで販売されています。
マットレス クイーンサイズ(横幅160cm)
クイーンサイズは横幅160cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
クイーンサイズがおすすめな人
クイーンサイズはセミシングル(横幅80cm)を2つ並べた大きさで、ゆったり2人用です。
そのため寝返りなどもストレスなくでき、ダブルサイズと同様に二人寝サイズとして人気です。
マットレス キングサイズ(横幅180cm)
キングサイズは横幅180cmで、おすすめできる人の条件は以下の通りです。
キングサイズがおすすめな人
キングサイズは最も大きいサイズで、成人男性と成人女性の合計の肩幅がおよそ90cmとすると、丁度2倍の横幅となります。
広々使えるので隣の寝返りの振動などが伝わりづらいメリットがある一方で、メーカーの取り扱いが少ないサイズでもあります。
※マットレス ロングサイズ(縦の長さ207cm)
ロングサイズは横幅ではなく、縦の長さを長くしたサイズです。
縦の長さ207cmでおすすめできる人は以下の通り。
ロングサイズがおすすめな人
メーカーの取り扱いが少ないサイズですが、高反発マットレス「マニフレックス メッシュウィング」などで販売されています(シングルロングサイズ)。
ただしロングサイズに合うベッドフレームやカバーシーツが少ない点は注意しましょう。
部屋の広さから見るマットレスサイズの選び方
ここからは、部屋の広さを考慮した上でのマットレスサイズの選び方を解説します。
4畳~5畳向けのマットレスサイズ
4畳~5畳の部屋には「シングルサイズ」または「セミシングルサイズ」のマットレスが最適です。
シングル以上のサイズを使うと、部屋のほとんどのスペースをマットレスで占めてしまうので注意しましょう。
特に一人暮らしの方は、収納性の高い三つ折りタイプや薄型タイプなど使いやすいマットレスがおすすめです。
6畳~7畳向けのマットレスサイズ
6畳~7畳の部屋の場合は「セミダブルサイズ」または「シングルサイズ」が向いています。
横幅120cmのセミダブルサイズであっても、6~7畳の部屋で問題なく利用できるでしょう。
なお、二人寝する場合は「ダブルサイズ」になりますが、やや狭さを感じるサイズ感なので留意してください。
8畳~9畳向けのマットレスサイズ
8畳~9畳の部屋では「ダブルサイズ」を使っても広々と使えます。
一方で「クイーンサイズ」は部屋の圧迫感を感じる大きいサイズであるため、二人寝は「ダブルサイズ」が最適でしょう。
また一人暮らしであれば「シングルサイズ」または「セミダブルサイズ」がおすすめです。
10畳以上向けのマットレスサイズ
10畳以上の部屋であれば、「クイーンサイズ」または「キングサイズ」を広々と使うことができます。
そのためカップルや家族で使いたい方は、クイーンサイズ以上を検討してみると良いでしょう。
また大きいサイズのマットレスは、薄型ではなく、ベッドフレームの上で使うベッドマットレスがおすすめです。
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変更可?ベッドとマットレスのサイズが合わない時の対処法
ここからはベッド(ベッドフレーム)とマットレスのサイズが合わなかった場合の対処法をご紹介します。
実はメーカーによって規定サイズが若干異なるので、購入前のサイズ確認は大事です。
ベッドよりもマットレスサイズが大きい(はみ出る)時
もしベッドよりもマットレスサイズが大きい場合は、以下のいずれかを検討しましょう。
- ベッドなしでマットレスのみで使う
- 返品or交換の保証が適用できるか確認する
- 小さいサイズマットレスを新たに購入する
- 大きいサイズのベッドを新たに購入する
- フリマアプリ(メルカリ等)で安く売る
- 買収業者に依頼して売る
ベッドフレームからマットレスがはみ出る状態で使うと寝姿勢を崩すので、放置せずに何かしら対策してください。
マットレスよりもベッドが大きかった時
もしマットレスよりもベッドのサイズが大きい場合は、以下のいずれかを検討しましょう。
- そのまま利用する
- 返品or交換の保証が適用できるか確認する
- 大さいサイズマットレスを新たに購入する
- 小さいサイズのベッドを新たに購入する
- フリマアプリ(メルカリ等)で安く売る
- 買収業者に依頼して売る
ベッドの方が大きい場合はそのまま利用することが可能ですが、気になる場合は新たに買い替えるのが手です。
マットレスのサイズを選ぶ際のポイント
最後にマットレスのサイズに関する注意点&ポイントについて、いくつか確認していきます。
サイズに不安であれば保証のあるメーカーがおすすめ
もしマットレスの大きさに不安がある場合は、保証サービスのしっかりしたメーカーをおすすめします。
返品保証や交換保証があると、万が一サイズに失敗した場合でも損する可能性が低くなるためです。
交換保証の場合、一般的には大きいサイズから小さいサイズに変更する場合は無料、逆に小さいサイズから大きいサイズに変更する場合は追加の料金がかかります。
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狭い部屋は折りたたみマットレスがおすすめ
一人暮らしの大学生や狭い部屋でマットレスを使う場合は、折りたたみマットレスがおすすめです。
三つ折りにできるので部屋の圧迫感が少なく、お手入れする際も広々と利用できるでしょう。
【専門家監修】折りたたみ(三つ折り)マットレスおすすめ人気ランキング
合うサイズがなければオーダーもアリ
当記事でご紹介したサイズ以外のサイズを希望する場合は、オーダーメイドで特注することが可能です。
マットレスのメーカーは限られてきますが、縦の長さを長くしたり、横幅を自分の体型に合わせて変更することができます。
プロが解説!オーダーメイド(特注)マットレスのおすすめ業者5社比較
小さいサイズ2つで大きいサイズにできる
クイーンサイズ(横幅160cm)はセミシングルサイズ(横幅80cm)の丁度2倍の大きさなのをご存知ですか?
そのため「クイーンサイズ並みの大きさが欲しいけど、夫婦でマットレスの硬さを変えたい」という場合は、セミシングル2枚購入して寝心地を調整することができます。
またクイーン1枚購入するよりも、セミシングル2枚の方が予算面安く済む場合も。
睡眠環境に合わせて判断すると良いでしょう。
マットレスの各サイズの特徴 | |
セミシングル(横幅80cm) | シングル(横幅97cm) |
・予算を抑えて一人で使う人 ・細身の人 |
・一人で使う人 ・一人暮らしの人 |
セミダブル(横幅120cm) | ダブル(横幅140cm) |
・ゆったり一人で使いたい人 ・体格が大きい人 ・寝返りが多い人 |
・二人で使う人 |
クイーン(横幅160cm) | キング(横幅180cm) |
・ゆったり二人で使いたい人 | ・三人で使う人 ・大人2人&子供1人(2人) |
※セミシングルは横幅90cmモデルも一部あり
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