「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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マットレスを利用する上で実は重要なのが”干す”作業です。
特にウレタンマットレスは干さずに使い続けると、劣化が早まる可能性があります。
そこで当記事ではマットレスの干す作業について、以下4点を解説していきます。
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マットレスを干すのが重要な理由
マットレスの干し方
陰干しする際の注意点
干すのが面倒な場合の対処法
購入後にしっかり確認した上で利用しましょう。
マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
目次
マットレスを干すのが重要な理由
マットレスを干すのが重要な理由として、主に2つあります。
マットレスを干さないとカビやダニの原因になる
マットレスを干さずに使い続けると、湿気が溜まりカビやダニが増殖する原因になります。
一般的に一回の睡眠でコップ1杯分の汗をかくと言われているため、目に見えなくてもマットレスには湿気が溜まっていきます。
湿気の多い環境はカビやダニが最も好む環境なので、定期的に干して除湿する必要があるでしょう。
マットレスを干さないと長持ちしづらい
またマットレスに湿気が溜まると、マットレスがへたってしまう原因にもなります。
特にウレタンマットレスは水に弱く、湿気が溜まることで長持ちしづらいです。
結果的にへたりによって寝姿勢を崩し、寝心地が悪くなったり体の痛みに繋がるので注意が必要です。
マットレスの干し方
ここからはマットレスの干し方について実際の画像も併せてみていきましょう。
基本の干し方:陰干しで壁に立てかける
マットレスの基本的な干し方は、壁にマットレスを立てかけて日陰の場所で1~2時間放置します。
また三つ折りマットレスも同様ですが、折りたためるので以下のように壁に立てかけなくても自立できます。
ベッドの干し方:フレームからずらして干す
厚みがあるベッドマットレス(20cm以上)の干し方は、ベッドフレームからマットレスをずらすことで除湿できます。
ベッドマットレスは重さがあるため、わざわざ壁に立てかけなくても大丈夫です。
マットレス裏面の通気性を良くして湿気を飛ばしましょう。
マットレスを干す頻度は週に1回程度
マットレスを干す頻度は大体週に1回程度が理想です。
詳しいお手入れ方法は下記記事でも解説しているので、そちらも参考にしてください。
干し方に注意!マットレスを干す際の注意点
マットレスを干す際にいくつか注意点があります。
直射日光せずにマットレスを干す(ベランダNG)
マットレスは直射日光で干してはいけません。
敷布団は天日干しができますが、マットレスは熱に弱いため陽の当たる場所に置くと劣化しやすくなります。
したがって干す場所がないからといってベランダに出すのもNGです。
必ず室内で陰干ししましょう。
風通しの良い場所で干す
また陰干しする際は、風通しの良い場所で行うと早く除湿されます。
部屋全体が湿気が多いと元も子もないので、窓を開けて乾燥した環境で陰干ししましょう。
マットレスを干すのが面倒な場合の対処法
もしマットレスを干す作業が面倒であれば、以下の方法で対処することが可能です。
これらの除湿方法に加えて、さらに陰干しもすることでより長持ちします。
マットレスにすのこを使う
マットレスの通気性を高くするにはすのこベッドが効果的です。
すのこベッドを使えばマットレスの下に湿気が溜まりにくく、カビ防止にもなります。
予算は3,000円~5,000円ほど必要ですが、長期的に使えることを考慮するとコスパが良いと言えるでしょう。
【専門家が解説】マットレスの湿気対策法|湿気取りにはすのこだけ?
マットレスに保護アイテムを使う
保護アイテムを使うことで除湿することもできます。
特にマットレスを床に直接敷く場合は、除湿シートをマットレスの下に敷くのが最適です。
他にもベッドパッドや敷きパッドなど、寝汗を吸収する保護アイテムがあります。
ファイバーマットレスを使う
「マットレスを干すのが面倒」「カビの生えにくいマットレスが欲しい」という方に向いているのがファイバーマットレス。
ポリエチレンを絡めた素材でできているため、通気性が高く湿気が溜まりにくくなっています。
また水に強いのでマットレス本体を洗えるのも特徴です。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
【専門家監修】洗えるマットレスおすすめ8選!ファイバー人気ランキング
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