「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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マットレスの裏表の見分け方をご存じですか?
メーカーによっては見分けづらい場合があり、どっちを表にして使えば良いのか困っている方も少なくありません。
また両面仕様のマットレスがある一方で、片面のみしか使えないマットレスもあるため少しややこしいのも実情です。
そこで当記事では、
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マットレスの裏表の見分け方
両面仕様のマットレスの特徴
片面仕様のマットレスの特徴
の3点について解説していきます。
マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
目次
どっち?マットレスの裏表の見分け方
マットレスの裏表の見分け方が分からない場合は、以下の3つを参考にして確認してみましょう。
裏表の見分け方①マットレスカバーのラベル
基本的にはマットレスカバーのラベル(タグ)の向きで裏表が見分けられます。
例えば以下のスランバーランドマットレスは、マットレス後ろにメーカーのラベルが付いています。
同じくエアウィーヴのベッドマットレスもマットレス後ろにラベルがあります。
以下のコアラマットレスの場合は、マットレス横にラベルがありました。
裏表の見分け方②カバーのファスナーの位置
もしカバーに目立ったラベルがない場合は、カバーのファスナーの位置を判断基準にしましょう。
以下のモットンマットレスはファスナーに近い面が裏面となります。
裏表の見分け方③マットレスの中材
カバーで見分けが付きづらい場合は、中材で判断するのも手です。
例えば以下のトゥルースリーパーマットレスは、中材に薄く商品番号が書かれており裏表が判断できます。
以上のようにマットレスの裏表の見分け方は、カバーと中材のそれぞれを調べることで判断しやすいでしょう。
マットレスには両面仕様と片面仕様の2つある
マットレスには両面仕様と片面仕様の2種類あり、マットレスの構造によって異なります。
両面仕様のマットレスであれば、裏表ローテーションして使えるので長持ちできるメリットがあります。
一方で片面仕様のマットレスは裏面は使えませんが、寝心地にこだわっている傾向にあるのが特徴です。
そこで、ここからはそれぞれのマットレスの特徴&見分け方について見ていきましょう。
裏表使用可!両面仕様のマットレスの特徴
裏表使える両面仕様のマットレスの特徴として、以下のような例があります。
両面仕様①素材が1種類のみのマットレス
使用している素材が1種類のみのマットレスは基本的に両面使用可能です。
以下は「モットン」で高反発ウレタン素材1種類であるため、裏表使えます。
このようなマットレスは格安マットレスに多い傾向にあります。
両面仕様②中材の入れ替えが可能なマットレス
中材の入れ替えが可能なマットレスも両面仕様可能です。
例えば以下の「エアウィーヴ」の場合、硬さの異なった中材が3つ分かれて構成されており、並べ替えることができます。
両面仕様③三つ折りマットレス
三つ折りマットレスの多くは両面仕様となっています。
以下の「マニフレックス(メッシュウィング)」も同様に裏表利用でき、また中材を入れ替えることが可能です。
片面仕様のマットレスの特徴
表面のみしか使えない片面仕様のマットレスは、以下の特徴があげられます。
片面仕様①二層構造以上のマットレス
二層構造以上のマットレスは片面仕様を前提として作られています。
例えば以下の「エムリリー」は、上層部に低反発素材・下層部に高反発素材を使った二層構造です。
以下のコアラマットレスのように三層構造のマットレスもあり、同じく片面仕様となっています。
このようなマットレスは片面のみしか使えませんが、素材を何層か重ねることで寝心地にこだわっています。
片面仕様②凸凹加工されたマットレス
表面に凸凹加工など加工されたマットレスは、片面仕様の場合が多いです。
代表的なのが「西川エアー」で、以下のように凸凹に加工されています。
ただし中には「雲のやすらぎプレミアム」のように両面に凸凹加工がされているケースも。
このようなマットレスは両面仕様で裏表使えます。
片面仕様③片面仕様のスプリングマットレス
片面仕様を前提として開発されたスプリングマットレスもあります。
以下のシモンズのモデルは、スプリングの上にウレタン素材を重ねることで寝心地が調整されています。
ただし両面仕様のスプリングマットレスもあるので、各マットレスの詳細をチェックしておきましょう。
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