「睡眠健康指導士」および「インテリアデザイナー」による監修記事
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「西川エアー」と「ムアツマットレス」のマットレス選びで悩んでいませんか。
いずれもマットレス表面が凸凹加工されている点で似ていますが、実は違いがあります。
そこで当記事では西川エアーとムアツマットレスの違いを比較し、どちらがおすすめできるのか検証します。
購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※なお、当記事では人気モデル「西川エアー01」と「ムアツマットレス スタンダード」で比較していきます。
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マットレスの教科書 編集部
睡眠の専門家「睡眠健康指導士」が執筆・全面監修。実際に100メーカー以上のベッド・マットレスを体験し、辛口評価(レビュー)しています。
また「インテリアデザイナー」として、ソファやテーブルなどのインテリアや、部屋のコーディネートに関するご質問やご相談も受け付けております。
目次
一目で分かる!西川エアーとムアツ布団の比較一覧
はじめに「西川エアー」と「ムアツ布団」の各スペックを見ていきます。
以下の比較表でまとめてみました。
西川エアー | ムアツマットレス スタンダード |
|
西川エアー01 | ムアツ スタンダード | |
種類 | 高反発ウレタン | 高反発ウレタン |
料金 | セミシングル:49,500円 シングル:49,500円 セミダブル:66,000円 ダブル:82,500円 |
シングル:77,000円 セミダブル:99,000円 ダブル:121,000円 クイーン:143,000円 キング:165,000円 |
反発力 | ベーシック:110N ハード:140N |
レギュラー:180N+350N+270N ハード:270N+350N+270N |
寝心地 | やや硬め | 適度な硬め |
厚み(高さ) | 8cm | 9cm |
耐久年数 | 約6~8年 | 約7~8年 |
素材 | 高反発ウレタン | 高反発ウレタン |
保証 | 3年品質保証 | 30日返品保証 |
特徴 | ・凸凹の形が選べる ・アスリートに人気 ・大谷翔平愛用 |
・三つ折りタイプ有り ・防臭抗菌加工 ・寝返り促す |
※値段は全て税込み
それでは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
どっちが良い?西川エアーとムアツ布団の違い
「西川エアー」と「ムアツマットレス」はいずれも高反発ウレタン素材を使用しており、厚さも約8~9cmと似ています。
ただしマットレスの硬さや形状にやや違いがあり、具体的には以下を目安に選ぶと良いでしょう。
- 凸凹の寝心地にこだわるなら「西川エアー」
→凸凹や厚さの種類が豊富な高反発マットレス - 三つ折りタイプが欲しいなら「ムアツ布団」
→三つ折りモデルもある高反発マットレス
なお、上記については後ほど詳しく解説します。
元々ムアツ布団が凸凹マットレスの元祖
そもそも「西川エアー」は西川株式会社、「ムアツ」は昭和西川株式会社と全く別の企業が販売しています。
(※「ムアツ布団」は元々西川グループの関連会社でしたが、現在は独立して別会社となっています)
中でも「ムアツ」の代名詞である、ウレタンフォームをタマゴ型フォルムに加工した凸凹構造マットレスは「ムアツ」が始まりと言われています。
しかし、のちにこの凸凹構造の商標期限が切れたことで、西川エアーをはじめとした他の寝具メーカーでも凸凹構造マットレスが採用されるようになりました。
そのため「ムアツ」が凸凹構造マットレスの元祖となります。
※西川エアーの口コミはこちら
※ムアツの口コミはこちら
違いは5つ!西川エアーとムアツマットレスを比較した結果
さて、ここからは「西川エアー」と「ムアツマットレス」の違いをより細かく見ていきます。
当記事では、以下の5点についてそれぞれ比較しました。
- 寝心地:西川エアーは凸凹の種類が豊富
- 腰痛対策:いずれもおすすめ
- 使いやすさ:ムアツ布団には三つ折りがある
- 値段:マットレスの値段差はほぼなし
- 保証:西川エアーには保証あり
寝心地:西川エアーは凸凹の種類が豊富
「西川エアー」と「ムアツマットレス」は、ウレタン素材を凸凹加工にさせているのが特徴です。
結論から言うと、「西川エアー」と「ムアツマットレス」はいずれも複数のモデルがあり、普通の硬さから硬い寝心地まで幅広く取り扱っています。
そのため寝心地を一概に比較することはできず、どちらを選んでも自分好みの硬さは見つけやすいでしょう。
ただしその中でも明確に違う点は、「ムアツマットレス」の場合は基本的に卵型の凸凹をベースに、下層部のウレタン素材を変えることで各モデルの硬さが変わります。
一方で「西川エアー」は凸凹の形そのものがモデルによって違います。
「ムアツ布団」のような卵型以外にもブロック型(キューブ型)があります。
腰痛対策:いずれもおすすめ
次に腰痛対策で比較するといずれもおすすめです。
「西川エアー」と「ムアツマットレス」は高反発マットレスなので、体が沈みにくく腰部分をしっかり支えます。
また前述通りマットレスに凸凹加工がされていることで、体圧に合わせて凸凹の反発力が調整され、理想的な寝姿勢が整います。
ただし腰痛対策には体重がマットレスの硬さに合っているかが大事であるため、「西川エアー」「ムアツマットレス」いずれもモデル選びは重要です。
使いやすさ:ムアツ布団には三つ折りがある
次に使いやすさで比較すると、「ムアツマットレス」にやや軍配が上がります。
「西川エアー」は基本的に一枚敷きタイプで、付属されたマジックテープでマットレスを丸めて収納します。
一方で「ムアツマットレス」は一枚敷きタイプの他に、三つ折りタイプもあります。
三つ折りタイプは簡単に折りたためるだけでなく、お手入れする際もマットレスが自立するので簡単に陰干しできるのがメリットです。
値段:西川エアーの方がやや安い
値段に関しては「西川エアー」は「ムアツマットレス」よりもやや安い傾向にあります。
以下では最安値モデルでそれぞれ比較しました。
(※「西川エアー01」と「ムアツマットレス ベーシック」で比較)
(※値段は変更される場合があります)
西川エアー | ムアツ スタンダード | |
セミシングル | 49,500円 | – |
シングル | 49,600円 | 49,500円 |
セミダブル | 66,000円 | 71,500円 |
ダブル | 82,500円 | 93,500円 |
クイーン | – | 115,500円 |
キング | – | 137,500円 |
※値段は全て税込み
なお、ムアツはクイーン・キングサイズまで対応しています。
保証:西川エアーには保証あり
最後に保証サービスで比較してみました。
以下のように西川エアーには3年品質保証がありますが、ムアツ布団は30日間のお試し保証があります。
西川エアー | ムアツ布団 | |
返品保証 | なし | 30日お試し保証 |
品質保証 | 3年品質保証 | なし |
品質保証はマットレスにへたりに対する保証で、規定に該当すれば新品交換が可能です。
一方で返品保証は自宅で長期的にお試しできるサービスです。
※西川エアーの口コミはこちら
※ムアツの口コミはこちら
【結論】体重が重いなら「西川エアー」手軽さなら「ムアツ布団」
これまでの内容を改めてまとめていきます。
以下は「西川エアー」と「ムアツマットレス」の当サイトでの評価を表にしたものです。
西川エアー | ムアツマットレス | |
西川エアー01 | ムアツ スタンダード | |
寝心地 | やや硬め | 適度な硬め |
腰痛対策 | 非常におすすめ | 非常におすすめ |
使いやすさ | 丸巻きタイプのみ | 三つ折り対応 |
値段 | 普通 | やや高い |
保証 | 3年品質保証 | 30日お試し |
耐久性 | 良い | 良い |
これらを踏まえて、西川エアーが向いている人・ムアツマットレスが向いている人をそれぞれ見ていきます。
西川エアーが向いている人
西川エアーが向いている人
「西川エアー」はプロ野球の大谷翔平選手や田中将大選手といった、多くのアスリートに愛用されているマットレスです。
そのため人気&知名度が高く、安心のブランドといえるでしょう。
またアスリートが使用するだけあって、反発力と体圧分散性に優れているのが特徴です。
そのため正しい寝姿勢に矯正させたい方、腰痛改善させたい方におすすめです。
またマットレス以外にも、専用のベッドフレームや枕なども販売されているので、寝具一式を「西川エアー」で揃えることが可能です。
【専門家の西川エアー体験談】口コミ&評判によるマットレス評価
ムアツマットレスが向いている人
ムアツマットレスが向いている人
「ムアツマットレス」は凸凹マットレスが厚生省に病院用基準寝具として認められ、凸凹マットレスの流行を作った元祖ブランドです。
販売から50年以上の歴史があり、根強い人気があるのがわかります。
また凸凹の形は卵型で、男女問わず万人受けされやすい寝心地が特徴。
さらに「ムアツマットレス」の場合、三つ折りモデルもあるので収納性を重視したい方にも最適でしょう。
現在公式サイトで購入すると30日のお試しサービスがあるので、まずは試してみるのがおすすめです。
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